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横山秀夫原作の警察小説を佐藤浩市主演で映画化決定!「半落ち」や「クライマーズ・ハイ」などの生み出してきた小説家・横山秀夫の衝撃作「64(ロクヨン)」が、俳優の佐藤浩市主演で前後編の2部作「64-ロクヨン-」として実写映画化されることが発表された。

原作小説は、過去のどの警察小説よりも警察、記者たちの葛藤・攻防がリアルに描き、2012年「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、2013年「このミステリーがすごい!」年間1位、2013年「本屋大賞」第2位などに選ばれた。映画で佐藤が演じるのは、かつては刑事、現在は広報官として昭和64年に発生した未解決の少女誘拐殺人事件、通称「ロクヨン」に挑む主人公・三上義信。事件から14年経った平成14年、ロクヨンをなぞるかのような新たな事件が発生。広報官として三上は事件に立ち向かうことになる。

2005年に放送された横山の同名小説が原作のテレビドラマ「クライマーズ・ハイ」に出演したことはあるが、映画では横山作品への出演が初となる佐藤は、「『クライマーズ・ハイ』の時もそうでしたが、『64』も大変な仕事になるという覚悟を決めなければできない作品です」と心境を明かす。そして、「自分がやりたい、やらなければいけないという演者の欲と必ず強い作品にできるということを信じて、監督スタッフと共にぶつかりたいと思います」と並々ならぬ意欲を見せている。

本作は、事件を解決に導くミステリーとしてのだけではなく、三上が刑事と広報官、キャリアとノンキャリア、仕事と家庭といった複雑な関係性の中で悩み、苦しみ、生きていく姿も描くなど、他の警察小説とは一線を画す要素もある。重厚で濃密な“横山ワールド”を描ききるため前後編の2部作となったという今作は、2016年に公開が予定されている。



『64(ロクヨン)』

2016年 全国東宝系ロードショー
出演:佐藤浩市 他/原作:横山秀夫著『64(ロクヨン)』(文藝春秋刊)/監督: 瀬々敬久

配給:東宝



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