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映画トラベラー村山が、あの映画ロケ地に勝手に強行取材! 毎月、雑誌「DVD&ブルーレイVISION」(毎月20日発売)で掲載中の世界映画ロケ地紀行「行ってみたタイムズ」が、ビデオパスブログでも連載中。これまで行ってきたロケ地も順次下のカテゴリー欄にアーカイブ! さて今日はどこへ行ってみた!?

TEXT by/村山章

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きっと、うまくいく【国際インド映画アカデミー賞作品賞】
あなたの人生が光り輝くヒントがきっとある!大学時代の親友3人が織りなす、至高の人生感動エンターテインメント!世界各地でリメイク決定!笑って泣いて心がほっこり温まる、世界中が感動した奇跡のインド映画!天才が競い合う大学キャンパスで、“三バカトリオ”が、ハチャメチャ珍騒動を巻き起こす!彼らの合言葉は「きっと、うまくいく!!」

ランチョーの小学校に行ってみた

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大きな駐車場とビジターセンター。「DRUK WHITE LOTUS SCHOOL」というのが学校の正式名称。
学校自体はまだ建築中で、ビジターセンターでは寄付を募っている。映画の主演スター、アミール・カーンの写真も掲示されているので、
中に入るついでに気持ちだけでも寄付してみては?

『きっと、うまくいく』めぐり三回目。前回は主人公ランチョーが作った学校の案内板を観に行ったが、今回は観光の本拠地となるレーを挟んだ反対側。南東に約15キロのシェイの町を訪れた。ここには学校への案内板ではなく、ランチョーの学校として使われた本物の小学校があるのだ。

ここも『きっと、うまくいく』の大ヒットで訪れるひとがひっきりなしなようで、大きな駐車場とビジターセンターができていた。さらにその奥には「ランチョーズ・コーヒー・ショップ」なる喫茶スペースまで。いくらなんでもココは現地の子供たちがガチで勉強する学び舎である。確かにコッチは観光目的だが、こんなにウエルカムでいいものかとたじろいでしまう。

ヒドゥン・ヒマラヤのガイド兼ドライバー、パッサンくんに着いてくと、普通に子供たちがウヨウヨいるよ、当たり前だけどな! そんなわけでなるべく出しゃばらないようにおずおずと、見学させていただいて来ました。
【実際の地図上で確認!】https://goo.gl/maps/2ZOvM

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興味津々なようで、カメラを向けると顔を逸らすシャイな子供たち多し。

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サイレンサーが立小便した場所に、旅に同行していた父親に立ってもらった。
横の扉に「MUSIC ROOM」と書いてあるのに触発されて突然エアギターを始めた70歳。高山病のなせる技か?

※ビデオパスFacebookで連載されていた記事となります。