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7000本以上の膨大なラインナップに埋もれてしまった“隠れた名作”を救済する『ビデオパスブログ編集部おすすめのこの1本』。不定期で更新予定のこの企画、栄えある第1回目にご紹介するのは2013年公開 前田敦子主演『セブンスコード』。

元々は前田敦子4作目のシングル『セブンスコード』のPVとして制作され、同シングルの劇場公開特別記念盤のDVDに、映画が全編収録されていたこの作品。PVからの派生企画だからといってナメてはいけない。実は監督は世界的にも評価の高い『CURE』『トウキョウソナタ』の黒沢清。黒沢清監督はこの作品で第8回ローマ映画祭最優秀監督賞を受賞しており、映画としての高い評価も得た作品なのだ。

前田敦子主演、ということでほのぼのとした作品を想像する方も多いかもしれないが作品は“東京で一度だけ会った男・松永(鈴木亮平)を追いかけ、ウラジオストクまでやって来た、主人公・秋子(前田敦子)。秋子は松永と再会を果たすが、彼は彼女を覚えておらず、そのまま姿を消す。秋子は、斉藤(山本浩司)が経営する食堂で働きながら、松永の行方を追う。やがて、松永がマフィアの闇マーケットに関わっていることが、明らかになる…”といったかなり謎めいたもの。とてもアイドル主演、またPVからの派生とは思えないほどのドライな空気で淡々と進む物語はまさに黒沢清作品。前田敦子も香港ムービー顔前のアクション殺陣シーンまで披露し、女優として立派に成長した顔を見せている。そして誰もが驚愕するラストシーン…これはぜひご自身の目でご確認下さい!

埋もれさせるにはあまりにもったいない『セブンスコード』、もちろん定額見放題プラン対象作品として絶賛配信中であります。

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